日本瓦屋根



「日本瓦」とは、日本に昔からあるいわゆる「瓦」のことです。
粘土を素材としていて、窯で焼いて作られます。

いわゆる焼き物ですから、カラーバリエーションはそう多いわけではありませんが、
表面に釉薬(ゆうやく)をかけて焼けば、艶のある美しい色合いが楽しめますし、
焼き加減によって黒、グレー、いぶし銀、赤褐色などの
美しく落ち着いた色味を出すことができます。
厳密には、釉薬を使って光沢を出しているものは「釉薬瓦」「陶器瓦」といい、
純粋な日本瓦は”裏と表がともにいぶし銀”であるものを指すのですが、
近年では、昔からある粘土の焼き物瓦はすべて「日本瓦」と総称することの方が多いです。

重くて高価ではありますが、耐久性が高く、メンテナンスも楽で、
地震などにも強い安定感があります。
耐火性や防カビ性、色の耐久性、耐候性などから、近年見直されつつある屋根材でもあります。

日本瓦の塗装

日本瓦は、基本的には塗装は不要です。
割れてしまったなら交換しますし、だいたい30~50年程度経てば全面葺き替えをします。

しかし、近年では日本瓦用の塗料も販売されていて、塗り替えをする人も増えています。
塗り替えを行うことで、まるで瓦を葺き替えたように美しくなるためで、
性能にはそう大きな差は出ないのですが、
美観を保つという意味では安価で効果的であるといえます。

本来は不要な塗装ではありますが、壁の塗り替えなどに合わせて行うと確かに美しく、
見栄えも良いです。


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